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映像授業からは、自分を育てる力は育たない
2026.10.09

例えば、難解な英文を読む場合、教師が構文を図解し、語句の意味を教え、和訳を提示すれば、生徒は理解した気持ちになります。
しかし、次の英文を一人で読ませたとき、同じことができるでしょうか。
この二つは全く別の能力です。

教育心理学では、説明を聞いたときに感じる理解の容易さと、後に自力で知識を取り出して使えることを区別しますが、映像授業がどれほど優れていても、視聴時間や受講講座数を学力の主要な指標とするならば、教育方法として重大な欠陥を抱えることになります。

大学受験の指導は、少なくとも次の三段階を区別しなければなりません。
第一段階:理解する。 教師の説明を聞いて、内容が分かる。
第二段階:再現する。 説明を取り去っても、論理・構造・解法を自分の言葉で再構成できる。
第三段階:転用する。 初めて見る問題に対して、習得した知識と方法を使って自力で解決できる。

映像授業は第一段階には有効な場合があります。
しかし、第二・第三段階を保証するものではありません。

さらに重要なのは、第一段階に長時間を費やすことが、第二・第三段階に必要な時間を奪う可能性があることです。

中村塾は、この弊害とそして指導の限界を既に経験済みですので、危惧するのです。

映像授業は最初は良いよう見えますけれども、終着点のない授業カリキュラムやさほど必要もない講座をたくさん取るように営業されます。それは教育指導では全くありません。そのことがしかし生徒さん個人にはわからないんですね。

大切なのは、その後の生徒さん達の人生や、大学入学後の社会的貢献度までを、射程圏内に置いたときに、果たして優れた教育機関だったとお思いになられでしょうか?お子さんをお持ちのお父さん、お母さん、もう少し慎重にお考えなられたほうが良いのではないでしょうか。

中村塾は、このような営業路線に乗らない勉強、すなわち自分1人で自信を持って勉強して行ける力が付くような勉強の仕方を、毎週、無料の補習をひらきながら、ひとり1人を鍛えています。当然厳しい真剣勝負の時間です。画像をいくら見続けても、誰も厳しく指導はしてくれませんよ。肝心の「自分を育てる力」が付きません。悲しいかな、究極の知的退廃です。
体験授業にでもおいでいただければ、そのことの本意をご理解していただけると思います。

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